田舎へ行こう!~Going Up The Country~
本日の仕事の帰り、渋谷の街頭ビジョンで忌野清志郎の『田舎へ行こう!~Going Up The Country~』が流れていました。
その理由はもちろんFUJI ROCK FESTIVALのプロモーション映像。
前職の上司は東京から苗場スキー場まで自転車で往復したそうです。
その上司は特に清志郎のファンという訳ではありませんでした。
うろ覚えですが、確かロードバイクではなく所謂ママチャリで往復したと言っていたハズ…。
そんな私は曽於市旅行を振り返っている最中でした。
と言っても初日は鹿児島市内しか回っていませんでしたので、本日と明日更新する分が曽於市旅行記ということになります。
二日目からはSUNQパスというものを利用して観光しました。
SUNQパスとは、九州島内、山口県下関市周辺の高速バスや一般路線バスのほぼ全線と一部の船舶が乗り放題になるフリーパスです。
このパスにはいくつか種類があり、全地域で利用できるものや、九州一部だけで利用できるものなどがあります。
私の場合は3泊4日で鹿児島を回っていますので、熊本・宮崎・鹿児島3県の高速バス・市内路線バス・船舶が3日間乗り放題となる「SUNQパス南部九州」を選択するのがベストということになります。
金額はズバリ8,000円。
結構な値段ですが、3日間フルで利用しまくったので、結果として元は取れていたと思います。
なによりフリーパスなので、これを見せるだけで乗り降りできるのが非常に楽でした。
が、レンタカーを使えるならば絶対にレンタカーにすべきです。
前置きが非常に長くなりました。
曽於市観光で最初に行くべきはここでしょう。
「道の駅 おおすみ弥五郎伝説の里」。
弥五郎どんの銅像がある所ですね。
というわけで、ずどん。
そして桃子さんが学校帰りに座っていたベンチ。
一番見なきゃいけないものを見た後は、道の駅内にある弥五郎まつり館へ。
こちらには曽於市PR動画にて桃子さんが曽於市長と対談していた時のセットが残されていました。
椅子に座ってもOKとのことだったので座らせました。
そお星人の小道具なんかもありましたので、逃げ水の衣装を着たそう星人を少しいじらせてもらいました。
この施設を右に行くと、実物大の弥五郎どんが待ち構えていました。
見ている人間は私だけでしたので、実物大の弥五郎どんと私だけの暗がりの空間はなんだかちょっと怖かったです。
少し背筋を寒くした後は物産館へ。
こちらでもそお星人のグッズが買えるようでしたので、ぬいぐるみとストラップを買いました。
「道の駅 おおすみ弥五郎伝説の里」を満喫した後は、そのまま歩いて岩川八幡神社へ。
弥五郎どん祭りで弥五郎どんが出てくる所ですね。
何かをお参りした後はバスに乗って、とある高校の前で降りて…、そのまま歩いて曽於市役所へ言ってみました。
外観だけ撮って中には入りませんでした。
この次にバスに乗って「道の駅 すえよし」へ行くのですが、ここで事件が起きます。
直通のバスがなく、宮崎県の西都城のバス停で乗り換えが必要だったので降りたのですが、乗り換えのバスが待てども来ない。
遅れてるのかなと思ったけどそれにしても遅い。
何かおかしいと思って調べたら、乗り換え先のバスは同じバス停ではなく別のバス停から乗る必要があったのです…。
痛恨の乗り換えミス。
一つ乗り過ごしてしまうと次のバスなんてものはありませんでした。
なので、歩きました。
何が悲しくて遠い九州の見知らぬ土地を2時間も歩かなきゃならんのでしょう。
無心で歩き、ただひたすら歩いて16時を回った辺りで…。
着きました「道の駅 すえよし」。
半泣きで牛を撮り、鐘を撮り、でっかいそお星人を撮りましたよ。
半泣きそのままに、ゆずはちみつソフトクリーム、はちみつ焼きというどら焼きのようなものを食べ、ゆずそおダーで喉を潤しました。
何を隠そう、この日初めての食事が上記のものになります。
朝は元々抜いて「道の駅 すえよし」で昼食を食べる予定だったので。
トラブって16時に着いたもんだからレストランの昼の営業が終わってたわけです、ハイ。
というわけで一応の腹を満たした後は、物産館を物色。
PR動画にも出てきた、ゆず飲料のゆず吉くんのスタンダードバージョンと塩入りバージョンを一本ずつ。
そお星人の焼酎も一本から売っていて、折角なので買ってみました。
買い物をして少し元気になったところで二日目の観光は終了です。
バスに乗ってホテルへ帰ります。
ここで事件が起きます。
八合原というバス停で降りたかったのですが、バス内の行先表示が一つ前の中央家畜市場前というバス停からずっと更新されずに走っていて、八合原を過ぎてから行先表示が八合原の一つ先の市柴というバス停まで一気に更新されたんです…。
伝わります?
簡単に言うと意図せずしてバスを降り過ごしたわけです。
走ってるバスを止める訳にはいかないので、やむを得ず市柴で降りました。
反対方向へ走るバスはもうありませんでしたので、ホテルまで歩いて引き返すことになったのですが、市柴はこんな所でした。
夜なのでこれが真っ暗になります。
街灯なんてありません。
灯りは自分のスマホのライト、或いは時々通る車のライトのみ。
約20分間歩きました。
本当に死ぬかと思いました。
なんとかホテルに着いた頃には精根尽き果てていました。
夕飯はホテルに併設されていた売店で何の変哲もないパンを一つかじりました。
ありとあらゆる感情を失ったような気分でしたが、テレビを付けたらちょうど「私の働き方〜乃木坂46のダブルワーク体験!~」が放送されていました。
この番組は鹿児島テレビでもフジテレビと同じ時間に放送されていたようです。
しかもその日の回は桃子さんのお当番回でした。
曽於市のテレビで観る桃子さんは格別で、失われた感情がほんの少しだけ戻ってきました。
随分長くわかりづらく書いてきましたが、今回一番伝えたかったのは、わざわざ曽於市まで来て、一日の食事がソフトクリーム、どら焼き、ソーダ、普通のパンだけという観光客はこれまでもこれからも私だけだろうということです。。
本当に私はバカなのだと思います。